『宮本隆司:首くくり栲象』出版記念イベント開催

現在BankART SILKミニギャラリーでは、『宮本隆司:首くくり栲象』を開催しております。
展覧会最終日(首くくり栲象氏の命日)3月31日には、出版記念イベントを開催いたします。
トークショーや映画上映、パーティ等を行います。

日時 2019年3月31日[日]

【トーク】15:00~16:30 登壇者[長井和博(演劇評論家)藤田康城(ARICA/演出家)宮本隆司(写真家)]

【映画上映】17:00~18:00「Hangman Takuzo」監督:余越保子 / 2010年 / 46分

【パーティ】18:00~20:00「栲象さんの会」

会場 BankART SILK(231-0023 横浜市中区山下町1番地シルクセンター内1F)

料金 3,500円(写真集付き)

宮本隆司|みやもとりゅうじ
1947年、東京生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業後、建築雑誌編集部員を経て写真家として独立。第14回木村伊兵衛写真賞(1989年)、第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展金獅子賞(1996年 )、第55回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2005年)。主な写真集に、「建築の黙示録」(平凡社/1988)、「新・建築の黙示録」(平凡社/2003)、「九龍城砦」(ペヨトル工房/1988、平凡社/1997、彩流社/2017) 、「Angkor」(トレヴィル/1994)、「KOBE 1995 Aer the Earthquake」(建築・都市ワークショップ/1995)、「RYUJI MIYAMOTO」(Steidl/1999)、「CARDBOARD HOUSES」(BEARLIN/2003)など多数。

首くくり栲象|くびくくりたくぞう
1947 年12 月26日、群馬県安中市生まれ。18歳で上京し、路上やギャラリーでのパフォーマンスやアクションを開始。美術家の風倉匠や松澤宥、高松次郎らの薫陶を受ける。1970年頃より首吊りのパフォーマンスをはじめ、50 歳をむかえた頃より20年以上にわたり、毎日のように自宅の庭である「庭劇場」で首を吊り続けてきた。余越保子監督『Hangman Takuzo』(2010)、小笠原隆夫監督『首くくり栲象・方法序説』(2011)、堀江実監督『首くくり栲象の庭』(2016)、木村文洋監督『息衝く』(2017)、山下敦弘監督『ハード・コア』(2018)などの映画に出演。主な舞台は、大野一雄フェスティバル2004をはじめとした黒沢美香との共演や、安藤朋子と共演したARICA「蝶の夢」(2009、演出/藤田康城)など。2018年3月31日午後、肺がんのため70歳で永眠