開講によせて 
 BankART(バンカート)スクールは、横浜・馬車道に残る歴史的建造物を芸術文化に活用したBankART1929のプログラムのひとつとして、2004年4月に開校しました。あつかうジャンルは美術、演劇、映画、音楽、建築、ダンス、写真と幅広く、講師は各ジャンルの第一線で活躍する人たち。子供のためのワークショップから、専門性の高い講座までレベルはさまざまですが、いずれも講師と受講者、あるいは受講者同士の相互交流を重視する現代の寺子屋をめざしています。
 BankARTスクールはまた、銀行だった場所で開かれる「アートスクール」です。それは、だれもが気軽に参加できるアートスクールであり、社会とアートをつなぐスクールであり、さらに、各講座の記録が貯蓄(バンク)されていくスクールでもあります。ここでは講座は口座、受講者は預金者。受講料は戻りませんが、やる気しだいで利子は大きく膨らむことでしょう。
 それにしても、アートはそもそも教えたり教えられたりする(できる)ものでしょうか? BankARTスクールはその問いを、講師も受講者もつねに発し続けてもらいたいと願っています。はっきりいって、これらの講座を受けたところで即戦力にはならないし、なんらかの資格が得られるわけでもありません。アートなどなんの役にも立たない、だからすばらしい!と思える人間が受講されれば、毎回150分は至福の時間が約束されるでしょう。

BankARTスクール校長 村田 真


第四期[2004年度10-11月] スクールの教室は、BankART1929の1929スペースほかになります。   


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児島やよい+内田真由美 
「アートコーディネーターの仕事」


10月11日・18日・25日
11月1日・8日・15日・22日・29日
最前線で活躍するアートコーディネーターの2人。今春、森美術館で開催された「クサマトリックス 草間彌生展」を企画・コーディネート、広報も担当。2001年「第1回横浜トリエンナーレ」のスタッフ。その他「中川幸夫展」「杉本博司展」など数々の話題の展覧会に携わる。幅広いアーティストとの交友によるアートの現場、ギャラリーや美術館の現状、アート業界のしくみなど話題は広範囲にわたる。

児島やよい:慶応義塾大学文学部卒業。OLを経験したのち、ナンジョウ&アソシエイツに勤務、2000年に独立。ライター、大学非常勤講師としても活動。

内田真由美:三重大学教育学部美術科卒業。新聞社、出版社、ギャラリー勤務を経て、1994年よりフリー。95年から5年間、フジサンケイグループのアートの仕事に携わる。

 



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北沢 猛 鈴木伸治 佐々木龍郎 
櫻井 淳 嶋田昌子 角館政英 
中川憲造 近沢弘明

「横浜のまちづくり」


10月12日・19日・26日
11月2日・9日・16日・23日・30日 

<横濱まちづくり倶楽部のHPへ

 

横浜は開港150年を迎えようとしている中で、都心部の活性化がますます重要な課題となってきている。みなとみらい線の開通によって関内地区がみなおされつつある。このBankART1929も都心部活性化の歴史的建築物活用の実験事業として位置づけられている。150年の歴史を踏まえて、横浜が先進的に取り組んできたアーバンデザインや様々な形のまちづくりを8人の講師陣が横浜の生きたまちづくりを多様な角度から展開する。アーバンデザイン、横浜の地図、シティガイド、都心部のコンバージョン、バリアフリー、中華街の食通、横浜の照明、まちづくりの歴史等を予定。

10月12日  鈴木伸治 (横浜の都市デザインの系譜)
10月19日  嶋田昌子 (横浜のシティガイド)
10月26日  角館政英 (横浜の照明デザイン)
11月2日  北澤 猛 (横浜のナショナルアートパーク)
11月9日  中川憲造 (横浜の地図のデザイン)
11月16日  佐々木龍郎(都心部のコンバージョン)
11月23日  櫻井 淳(横浜バリアフリーまちづくり)
11月30日  近澤弘明 (近澤流中華街の歩き方)+シンポジウム

日程と講師は確定、各テーマは予定です。
協力:横濱まちづくり倶楽部 

 



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村田 真 
「アーティストのための美術講座」


10月6日・13日・20日・27日
11月3日・10日・17日・24日



古代から芸術家はいかにして作品をつくり、いかにして「芸術家」になり、いかにして食ってきたのか? ミケランジェロ、レンブラント、高橋由一、デュシャン、岡本太郎らを例に、彼らの生きた時代や社会、パトロンとの関係などを探りながら、アーティストになるための処方箋を考える。もちろんアーティスト(志望者)以外の受講も可。
美術ジャーナリスト。東京生まれ。ぴあ編集部を経て、朝日新聞、『地域創造』、インターネットマガジン「artscape」などに執筆。著書に『美術家になるには』、訳書に『絵との対話』、共著に『社会とアートのえんむすび』など。東京造形大学非常勤講師、BankARTスクール校長も務める。




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ニッポンのメセナ企業4
「文化による地域づくりと企業メセナ」



10月7日・14日・21日・28日
11月4日・11日・18日・25日

<企業メセナ協議会のHPへ

企業によるメセナ(芸術文化支援)活動は、東京中心・大企業中心と思われがちですが、実は地域社会の芸術文化の振興を目的として、メセナに取り組んでいる企業が多くあります。各地固有の文化の伝承と再発見、あるいは新たな価値をもたらすアートを核としたまちの活性化。地域の魅力を増すために、その地域に根差した企業はどのような工夫をしているのでしょうか。各地でのユニークな事例を紹介しながら、文化による地域づくりと企業メセナについて考えます。

10月7日 荻原康子 [社]企業メセナ協議会
      「文化による地域づくりと企業メセナ」
10月14日 林 寿美 川村記念美術館 学芸部 (大日本インキ[株])
      「川村記念美術館設立の経緯からこれまでに活動の変遷について」
10月21日 森田清明 [財]常陽藝文センター 
      「地域文化の探求と紹介、活動拠点としてのセンター」
10月28日 政木和也 
[社]林原共済会 
      「林原のメセナ活動について」
11月4日 <休校>
     
11月11日 秋元雄史 地中美術館
      「ベネッセアートサイト直島の活動について」
11月18日 徳尾和彦 かずさアカデミアパーク 
      「かずさアカデミアパークにおける地域と連携した文化活動について」
11月25日 岡 幹絵 大倉山水曜コンサート事務局
      「大倉山水曜コンサートの活動について」


★各回ごとの受講も可能です。受講料は1回につき2,000円。
(初めての方は初回に入学金3,000円が必要です。)
1000円のお試し券あり。(スクール初回の方に限り1回限り。入学金なし)

協力:[社]企業メセナ協議会




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越智義朗 
「Natural Sonic - 音のワークショップ」


10月29日
11月5日・12日・13日(土)・19日・20日(土)・26日・27日(土)

<越智ブラザースのHPへ

 

Natural Sonicとは自然なる音の響き。この音のワークショップは、色々な素材の音の響きを知る、見る、聞く、奏でる事。そして、これらの自然素材の響きや楽器を使って、音楽を組み立てていきます。
[講座内容]1.音と響き 2.音と素材(水・石・木などの響き)3.音と素材(竹・金属などの響き)4.音と素材(皮の響き)5.音と素材(皮の響き)6.音を奏でる 7.音と即興 8.Natural Sonic発表会

作曲家。パーカッショニスト。1980年代より世界各地でフィールドワークを行い様々なリズムを体験する。83年から民族楽器、自然素材、美術的オブジェを駆使し、人と地球を結ぶイメージを音楽で表現させる試みを続けている。越智ブラザース、リーダー。



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森山大道・石内 都・山崎 博 
宮本隆司・鈴木理策・北島敬三 
森 日出夫・小山穂太郎・佐藤時啓
ほか

「横濱写真館」


10月16日・23日・30日  
11月6日・13日・20日・27日ほか


横浜は写真の発祥の地のひとつである。10月末よりBankART1929で行われる写真展「横濱写真館」に出品する第一線で活躍する写真家の方々を講師にむかえての週がわりの公開レクチャーをおこなう。今回の講座は、セミオープン形式となります。今までの8回まとめてのお申し込みとは別に、1回毎のお申し込みも可能。

10月16日(土)14:30-16:30 森山大道  ○
10月23日(土)14:30-16:30 宮本隆司   ○
10月30日(土)14:30-16:30 鈴木理策   ○
10月31日(日)16:00-18:00 山崎 博  <選択>
11月 3日(祝)14:30-     佐藤時啓 (+ワークショップ)  <選択>
11月 6日(土)14:30-16:30 石内 都   ○
11月 7日(日)14:30-16:30 倉石信乃 (横浜美術館学芸員)  <選択>
11月13日(土)14:30-16:30 北島敬三   ○
11月20日(土)14:30-16:30 小山穂太郎 ○
11月27日(土)14:30-16:30 森 日出夫  ○
* なお、10.9(土)は講座はありません。

◎8回まとめてお申し込みの場合はスクール扱いとなります。
上記スケジュールの内、毎週土曜日の7回+選択と書いてある講座の内の1回を選んでいただきます。受講料は全8回で8,000円。(初めての方は+入学金3,000円)
ドリンクチケット8杯分をお渡しいたしますので、参加時にご利用ください。
また、8回まとめてお取りになる方で、選択した以外の2回の講座も参加希望される場合は通常1回 1,500円のところ、1,000円で参加していただくことができます。

◎1回毎のお申し込みはレクチャー扱いとなります。
1回ワンドリンク付き1,500円です。(入学金はなし)

どんな形態での参加でも、事前にお申し込みが必要です。

*横濱写真館 同タイトルの写真展
会場:BankART1929全館の20数部屋。
会期:2004年10月26日-11月10日

「横濱モボ・モガを探せ!」プロジェクトによる展示もあり。


<BankARTスクール後期(2004.10-2005.3)について

過去のスクール<BankARTスクール第一期(2004.4-5)の講師

<BankARTスクール第二期(2004.6-7)の講師
<BankARTスクール第三期(2004.8-9)の講師

 

■BankART スクールの概要
基本的に週1回、2ヶ月間で全8回。開校時間は19時半から21時半まで(土曜日は14時半から16時半まで)と、社会人や学生、また都内や近隣地域にお住まいの方々にも安心して受講いただける時間帯に設定しました。講義が行われる場所はみなとみらい線馬車道駅(1b出口)と直結しているBankART 1929 Yokohamaになります。

■入学手続きについて 
受講したい講座名、受講希望者のお名前、ご住所、電話番号、メールアドレスをBankART1929まで、メールにてお知らせください。その際に振込先をお知らせいたしますので、受講料、入学金をお振り込みください。入金が確認できた時点で手続き完了となります。定員になり次第、申し込み受付を終了させていただきます。
受講料は、一講座15,000円。はじめての方は入学金3,000円も一緒にお支払いいただきます。また、講座によっては別途材料費や資料代がかかる場合があります。
お申し込みはこちら school@bankart1929.com


■記録について

BankARTスクールでは、どの講座でも必ず記録係を募集します。全ての講義は記録され、あとで何かの形にまとめることを考えています。記録を担当してくださった受講者の方には若干の謝礼をお支払いいたします。

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